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2013.02.07
アリタポーセリンラボの日常
東京ドームテーブルウエアフェスティバルも3日目。
今日も沢山の方においでいただきました。
ありがとうございます。
そして、今夜、行ってきました。
東京へ行った時には一度行ってみたいと思っていたあの憧れのお店。
コニック10周年企画でお世話になっている一二三庵さんへ!
本当に至福のひと時でした。
まず、お部屋に通していただいて感動したのはテーブルにセッティングしてあった古いお皿。
細かく描きこまれていて、釉薬の色合いとか、風合いとかとても素敵でした。
そして初めにお出し頂いた、これ!
素敵ですよね。
梅の枝がお料理の間に散りばめられ、目にも美味しい!
左上に置いてある梅の枝。
良いですね。春を感じます。
椀物は貝のうしお汁。貝の風味がとても立っていて美味しい!の一言。
そして、椀物を頂いた後に、器にも感動。
霊芝(万年茸)と梅。何ともおめでたい感じです。
ボキャブラリーのなさにかなしくなりますが、本当に素敵です。
器も素敵ですね。
土ものの器は有田にいるとあまり使わないのですが、ごつごつとしたこの感じ、武骨な感じが今までの繊細な器たちと変わり、印象が一気に変わりました。
お刺身もひと手間かけてあり、今までに頂いたことのないものでした。
有田は比較的海が近いこともあり、新鮮なお魚を頂くことができます。素材自体がとても美味しいのですが、一二三庵さんのお造りはそれにひと手間かかっている。
このひと手間って良いですね。
そして一番嬉しかったのが、これ。
JAPAN AUTUMN GOLDの平皿(中)
立派に務めを果たしています(涙)
真鯛の真砂焼でした。
鯛が本当にふわふわで、絶妙な火のとおり加減。
ふんわりとお酒の香りもしました。
この卵の様な器には百合根団子。中のアンは蕗の薹味噌。
器も面白い形ですよね。
蓋物ってふたを開ける時のドキドキ感が・・・!
土鍋で炊いたセリご飯。
おごげも香ばしく、セリの風味とゆずの香り、そしてところどころ何かわからんけどとっても美味しいものが・・・!薄揚げだそうです。
ご飯と一緒に薄揚げを炊き、ゆずとたっぷりのセリを混ぜ込んでくださいます。
炊きたてのご飯を混ぜる音とか、それも全て美味しい。
つい、おかわりまで・・・・。一緒に行っていた社長は3膳も!
水菓は豆乳の寄せものとイチゴのすり流し。
豆乳は全く豆臭さがなく、とってもなめらか、そしてイチゴも甘酸っぱくて爽やか!
この器。
6つのひょうたんが描いてありますよね。これは無病息災を意味している図案です。
私たちの無病息災をお祈りしてお茶をたててくださいました。
お菓子は雪景色をイメージして作られたとのこと。
白餡がとっても優しい甘さで最後にとろけました。
ミシュラン☆☆のお店、一二三庵。
本当に美味しくそして何よりもゆっくりとした時間を過ごせました。それも全て店主の粟飯原さん、女将の近藤さんの心遣いだと思います。
細かな心遣いが全てに散りばめられ、柔らかな気持ちにしていただけました。
みなさんも、一二三庵さんに行かれてみてはいかがでしょうか?
建物も、丁度品も、器も、雰囲気も、粟飯原さんのお料理も、全てが素晴らしかったです。
また、お邪魔したいです!
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アリタポーセリンラボは、創業200年以上の歴史を誇る有田焼老舗窯元 七代目弥左ヱ門が生み出した
現代のライフスタイルに合わせたラグジュアリーモダンな有田焼です。
熟練職人が弥左ヱ門窯ならではの門外不出の技術を活かし、数え切れない試作を繰り返し進化した釉薬・技術を使い、
一つ一つ手仕事で、モダンな有田焼を作りだしています。