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2017.04.04
Diary
陶器市まで1ヶ月を切りました。
今年も皆様をお迎えするために職人の皆さんも張り切っています!
そこでちょこちょこと陶器市の豆知識をお知らせしていきますね。
まずは陶器市の始まり、「陶磁器品評会」についてです。
調べてみると面白いことが分かりました。
「有田国際陶磁展」のはじまりは、日清戦争後の不況対策として、
当時の香蘭社社長九代深川栄左ヱ門や有田磁器合資会社社長田代呈一らの呼びかけで
明治29年、有田町の桂雲寺で行なわれた「陶磁器品評会」に遡ります。
当時、日本は日清戦争後の不況に見舞われていましたが、
有田焼の名前に慢心し品質改良に取り組まない陶業者を憂い、
技術の競争と知識の増進のため「品評会」を開くことを呼びかけたのです。
この第1回の陶磁器品評会は、明治29年3月1日から5日まで開催され、出品人数141人、出品点数784点でした。
その後、年一回の行事として開催されていましたが、
突然の日露戦争(明治37年)の勃発で開催が不可能となりやむなく休止しました。
窯業関係者や町民の強い意思により、翌年には再開し、明治44年には会場を桂雲寺から有田物産陳列館に移しました。
この最後の文に注目!
明治44年には会場を桂雲寺から有田物産陳列館に移しました。
ハイ、ここです!
「有田物産陳列館」
これはアリタポーセリンラボの前身である「有田物産」の陳列館のことです!
なんだか嬉しくなりますね。
明治44年(1911年)から昭和44年(1969年)まで太平洋戦争から戦後2年間は開催されませんでしたが、
長い間、有田物産陳列館で展示されていたそうです。
古くからいる社員に話を聞いてみましたが、誰も知っているものはいませんでした。
有田陶器市にお越しの際はぜひ、有田国際陶磁展にもお立ち寄りください。
会場はアリタポーセリンラボ旗艦店の近くの有田商工会議所では産業の部が本町店の近くの九州陶磁文化館では美術・オブジェ部門がご覧になります。
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It is one of Arita’s oldest and largest-scale operating kilns.
Our luxury and modern style of Arita porcelain pieces are created
one by one by handwork of skilled artisants,
taking advantage of the unique and techniques inherited in tradition of Yazaemon kiln, which evolved through countless trials.