アリタポーセリンラボと、食空間プロデューサー山野舞由未によるコラボレーション企画を2022年5月11日（水）～2022年5月17日（火）に岩田屋本店新館6階プロモーションスペースにて開催しました。風薫る5月にふさわしい新緑と咲き乱れる花々を愛でる食卓をアリタポーセリンラボの器を使ってご提案します。今回、山野舞由未がデザイン監修し、マイセン様式技法に熟知した絵付け師が５回以上の焼成過程を経て完成させた「日常を非日常に」演出するテーブルウエアシリーズ　シークレットガーデン「ファレノプシス　オーキッド」のティーセット。万を持して今回が初披露となります。

〇シークレットガーデン「変わらぬものと新しきもの」

かつて有田焼をヨーロッパに輸出する時に陶磁器を包んだ紙に描かれていた浮世絵は、遠近法が主流だったヨーロッパに衝撃を与え、ジャポニズムとして大流行しました。ジャポニズムの香りするマイセン風の絵付けでこれまたジャポニズムの時代に好んで描かれたファレノプシス　オーキッド（胡蝶蘭）を描き、アリタポーセリンラボのラグジュアリーモダンなデザインと融合させた新しい「上質な暮らし」を提案します。

今回、食空間プロデューサー山野舞由未先生が主宰するTable&Stylingの生徒さん達にもテーブルコーディネートをしていただきました。

五月晴れ母娘で楽しむ和のアフタヌーンティー

Table&Styling２期生

浅田ゆかり、片山晴子、中尾真理

初夏のガーデンピクニック

Table&Styling3期生

杉山里子、麦田志保、山口瞳子

《セミナー&ワークショップ》

会期中、以下のセミナー＆ワークショップを開催いたしました。

①食空間プロデューサー山野舞由未によるテーブルコーディネートセミナー

「有田焼を使ったクロスオーバースタイル〜日常を非日常に〜」

〇講師紹介　山野舞由未氏

Table&Styling主宰。食空間プロデューサー。日本紅茶協会認定ティーインストラクター。2017年東京ドームテーブルウェアフェスティバル主催者展示にてニュンヘンブルグのブースのテーブルコーディネートを担当。岩田屋本店をはじめ様々な百貨店でのテーブルコーディネートやクリストフル青山本店、西鉄すまいのギャラリー、西部ガスガス展、J:com新作海外ドラマのお披露目パーティーのテーブルコーディネートとトークショーやセミナー実績多数。スタイリングを手掛けたブランドは、ウェッジウッド、クリストフル、ロイヤルクラウンダービー、アリタポーセリンラボ、深川製磁など。

学IWATAYA講師としても活躍されております。

②フラワーデザイナー田中志麻によるフラワーアレンジメントワークショップ

「有田焼の二段重で花箱づくり〜アーティフィシャルフラワーアレンジメント」

〇講師紹介　田中志麻氏

フラワーデザイナー「葡萄の花」主宰。季節感のあるお花、寛げるお茶の時間と心地よい空間を演出し、日々の生活を豊かにするフラワーアレンジメントやテーブルコーディネート、中国茶などをテーマにしたサロンを運営。学IWATAYA講師としても活躍されております。

③青木正道による絵付け実演会のご案内》

マイセン様式等のヨーロッパの伝統技法で有田焼に絵付けする様子をご覧いただきます。

今回、シークレットガーデン「ファレノプシス　オーキッド」のティーセットの絵付けを担当。

・場所：新館6階プロモーションスペース

〇講師紹介　青木正道氏

佐賀県唐津市出身。 1967年12月生まれ。1994年より西洋磁器絵付け（ヨーロピアンポーセリンペインティング）に興味を持ち、東京都内で2年間の絵付の初級技術を習得した後、1996年から1997年までドイツ・ミュンヘンへ絵付け留学をする。ミュンヘン在住のマイスター工房及び著名な磁器アーティストの工房にてマイセン様式の絵付け技法を習得する。1997年6月より東京都世田谷区(自由が丘)にてマイセン様式を中心としたヨーロピアンスタイル全般の絵付け教室を始める。2002年から2019年までダイナースクラブ・カルチャーサロンの絵付講師を務める。2022年現在、東京・自由が丘教室を中心に横浜市・あざみ野教室、名古屋教室、大阪教室、福岡教室でヨーロピアンスタイルの絵付け教室を展開中。