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2012.08.28

アリタポーセリンラボの日常

器を使う文化

今日はちょっと真面目なお話し。

少し前ですが、ある方とどうしたら有田焼が売れるか?という様な事を話していました。

突き詰めていくと面白い事にたどり着きました。

現代の人は器を使う文化がなくなってきているから、有田焼が売れない。
というよりも、器自体が売れないのではないか??

そんなことないよ~!とこのブログを読んでくださっている方はお思いかもしれませんね。

考えても見てください。

子どもの頃、袋菓子をそのまま食べていましたか?器に移していませんでした?
箸置きを使っていませんでしたか?
買ってきた飲み物はコップに移していませんでしたか?
買ってきたお惣菜も器に移し替えていませんでしたか?

私が幼いころはお菓子(スナック菓子とか、おせんべいとか)も器に移して食べていましたし、もちろんジュースはコップに移して飲んでいました。ペットボトルから直接とか、ペットボトルにストロー差してとかなかったですよね。(それ以前にペットボトルがなかったですが・・・。瓶や缶からもコップに移して飲んでいました)

お総菜は今でも器に移し替えますが、さすがにお弁当はそのまま頂きますね。

そう考えると有田焼以前の問題のような気がします。

器を使う文化。

それが廃れているのであれば、もう一度構築していく必要があるのかもしれません。

昨夜、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で塩こうじを全国に広げられたこうじ屋女将 浅利妙峰さんが取り上げられていました。自宅でお味噌や甘酒を作る文化がなくなり、こうじ屋さんとしての岐路に立たされた時に、江戸時代の文献にあった塩こうじという調味料を復活されたそうです。そしてこうじを日常に使いやすい調味料として使う文化を紹介されていました。
私達も種類は違うかもしれませんが、器を使うという文化、器を使った方がかっこいいとか、綺麗とか、それよりも、便利とか楽とか思って頂けるように情報を発信していかなければならないのかもしれません。

とはいえ、まだまだ器は日常生活で使って頂いています。

「使いたい」
と思って頂けるような器をこれからもご提案していきたいと思います。

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創業1804年 200年の伝統技術を活かしたラグジュアリーモダンな「有田焼」
アリタポーセリンラボは、創業200年以上の歴史を誇る有田焼老舗窯元 七代目弥左ヱ門が生み出した
現代のライフスタイルに合わせたラグジュアリーモダンな有田焼です。
熟練職人が弥左ヱ門窯ならではの門外不出の技術を活かし、数え切れない試作を繰り返し進化した釉薬・技術を使い、
一つ一つ手仕事で、モダンな有田焼を作りだしています。